【コラム】サウジアラビア駐在員が語るリアルな生活【後編】│成功するための商習慣

 

サウジアラビア駐在員が語る【後編】
サウジアラビアで成功するための商習慣とビジネス文化
~営業担当が実感した「信頼関係」の築き方~

サウジアラビアでは、日本企業の進出や大型プロジェクトの増加を背景に、ビジネスチャンスが広がっています。

一方で、商談の進め方やコミュニケーション、意思決定のプロセスは日本とは大きく異なります。
効率やスピードだけでは成果につながらず、現地ならではの文化を理解することが信頼関係の構築につながります。

前編では、実際に現地で生活して感じた宗教・文化・治安についてご紹介しました。
後編では、実際にサウジアラビアで営業活動を行う当社社員が、現地で感じた商習慣やビジネス文化についてご紹介します。

▼前編はこちら

サウジアラビアの生活とは?駐在員が語る宗教・文化・治安【前編】 | 太洋物産株式会社

商談では雑談が重要

サウジアラビアの商談では、すぐ本題には入りません。
まずは飲み物、家族の話、最近の出来事などの会話を十分に行い、その後に本題へ進むことが一般的です。

 

メールよりWhatsApp

日本ではメールでのやり取りが中心ですが、サウジでは圧倒的にWhatsAppが使われています。
連絡スピードも速く、営業活動では欠かせないツールです。
大きな取引が決まる裏では、WhatsAppや電話でのこまめな営業活動が欠かせません。

 

ビジネスで重要なのはFace to Face

価格や納期といった条件だけでは契約は決まりません。
「誰が伝えるか」や「直接会って話すか」が非常に重要です。

オンライン会議だけでなく、現地訪問を重ねることで信頼関係が深まり、そうして初めて契約に繋がります。

 

サウジで仕事をするうえで大切な考え方

駐在中に特に意識しているのは柔軟性と粘り強さです。

具体的には

  • 急な予定変更でも慌てない
  • 一度断られても再提案する
  • 電話・WhatsApp・訪問を使い分ける
  • 日本の常識を押し付けない

一方で、譲れないポイントは明確に持つことも重要です。

 

日本企業へのアドバイス

サウジは変化が非常に速い国です。
数年前の情報だけでは、現在の市場を正しく理解できないこともあります。
現地を訪問し、人と直接会い、自分の目で確かめることが、ビジネス成功への第一歩になるでしょう。

 

まとめ

サウジアラビアでは、宗教や文化への理解と、人との信頼関係がビジネスの基盤になります。
柔軟な姿勢で相手の価値観を尊重しながら関係を築くことで、日本企業にも多くのビジネスチャンスが広がっています。

 

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