【コラム】南アフリカで働いて分かった商習慣の違い【後編】|信頼関係の築き方と、日本企業が成功するポイント

 

 

南アフリカで働いて分かった商習慣の違い【後編】

南アフリカ

南アフリカはアフリカ最大級の経済規模を持ち、豊富なビジネスチャンスを秘めた重要市場です。
一方で、時間感覚や契約に対する考え方、価格交渉の進め方など、日本とは異なるビジネス文化が数多く存在します。

前編では、南アフリカで実際に働いた経験をもとに、
商談スタイルや時間感覚、契約・価格交渉など、日本との商習慣の違いをご紹介しました。

後編では、南アフリカでビジネスを成功させるうえで欠かせない「信頼関係の築き方」や、現地でのトラブル対応、そして日本企業が南アフリカでビジネスを展開する際に知っておきたいポイントについて、約2年間の駐在経験を持つ当社営業担当者のリアルな体験談を交えながらご紹介します。

▼前編はこちら
南アフリカの商習慣とは?日本企業が知っておきたいビジネス文化【前編】 | 太洋物産株式会社

 

Face to Faceの価値は想像以上

南アフリカでは、直接会うことが何より重要です。
オンライン会議だけでは信頼関係を築くのは難しく、実際に訪問して顔を合わせることで、商談が一気に進むこともあります。

 

“肉”が人間関係をつくる

商談だけではありません。
南アフリカではBraai(ブライ)というバーベキュー文化があります。
週末に招待されることも多く、肉の話題で盛り上がることも珍しくありません。

また、名物のBiltong(ビルトン)という干し肉も人気です。
「紹介してもらったお店のビルトン、美味しかったです。」
そんな一言が次回の商談をスムーズにすることもあります。

 

多民族国家だからこその文化

南アフリカには11の公用語(※手話を含めると12)があり、宗教も文化も非常に多様です。
そのため、相手の文化を尊重する姿勢が根付いています。
営業担当者も、相手に合わせて現地語で挨拶するなど、小さな配慮を大切にしています。

 

想定外は毎日起こる

南アフリカでは停電や断水など、日本では考えにくい出来事も起こります。
実際、プレゼン中に停電し、プロジェクターもマイクも使えなくなったことがありました。
それでも説明を続けた結果、「最後まで諦めない姿勢」が評価され、その後の信頼関係につながりました。

 

現地企業を見るならWebサイトだけでは不十分

南アフリカで最も重要なのは、現地へ行って確認すること。
実際に訪問してみると、立派なWebサイトがあっても住所にはプレハブ小屋しか無かった、というケースもありました。
だからこそ、現地確認は非常に重要です。

 

日本企業が成功するためのポイント

担当者が最も重要だと感じているのは、

  • Face to Faceで会う
  • 現地を自分の目で見る
  • 相手企業を慎重に見極める
  • 現地事情を理解する

という基本を徹底することです。

 

最後に

南アフリカは課題も多い一方、大きな成長可能性を持つ魅力的な市場です。
「想定外」が当たり前の環境だからこそ、柔軟に対応できる企業がチャンスをつかむことができます。

当社は1960年代より南アフリカへ拠点を設置し、日本人駐在員を継続的に配置してきました。
長年にわたり培ってきた現地ネットワークと経験を活かし、日本企業の皆様のアフリカビジネスをサポートしています。

南アフリカ市場への進出や販路開拓をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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サウジアラビアやドバイをはじめとする中東・アフリカ諸国との取引で培った経験と現地ネットワークを活かし、各国の市場動向や商習慣を踏まえた貿易事業を行っています。
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