【コラム】都心で出会う中東の食文化 | 広尾「アラジン」で感じる海外

 

現在、東京支店に勤務している。
ドバイ駐在を経て、イランを含む中東地域への出張を重ねる中で、現地の文化や食に触れてきた。
本コラムでは東京での体験を通じて感じたことを紹介したい。

東京・広尾にあるレストラン「アラジン」は、都心にいながら中東の空気を感じられる場所だ。
初めて訪れたのは、東京にお招きした顧客との会食がきっかけだった。
扉を開けた瞬間から、日本にいながら異国に足を踏み入れたような感覚があり、特に印象的だったのは店主とのやり取りだ。
ペルシア語で話しかけると自然と会話が弾み、まるで現地の店にいるかのような距離感が生まれる。
料理の主役である羊肉は臭みがなく、ラムチョップやカバブ、ペルシア風の煮込み料理は、かつて味わった本場の記憶を呼び起こす一皿ばかりだ。

この店の魅力は、単に料理が美味しいという点にとどまらない。
羊肉が好きな人やペルシア料理に興味のある人にとってはもちろん、文化そのものを体験したい人にとっても満足度が高い。
食だけにとどまらず、言葉や音楽、インテリアといった要素が異国情緒を演出している。
また酒類が提供されている点は現地の飲食店とは異なる。実のところ現地で食事をしていたとき、ここにワインやビールがあれば最高の組み合わせだろうな、と何度も思っていたが、この店ではその理想まで叶えられる喜びもある。

こうした体験は、海外ビジネスの仕事とも重なる部分が多い。
ペルシア系の人々は、海外にいても自国の料理を求める傾向が強く、顧客が来日した際の会食の場としても非常に有用だった。
世界中から人が集まる東京だからこそ、多様な文化背景を持つ人々のニーズが存在し、それを満たすサービスが自然とビジネスとして成立している。

海外とビジネスをする者として、こうしたサービスを消費者として身近に体感しながら考えられるのは、仕事の面白さの一つだと感じる。
今後は、京橋にあるクロアチア料理店「ドブロ」にも足を運んでみたい。
東京にはまだまだ、知らないだけで“海外”を感じられる場所が数多く存在している。
街を歩き、食を通じて文化に触れることは、日常に刺激を与えるだけでなく、グローバルな視点でビジネスを考えるヒントにもつながっている。

(東京支店・T.T)


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